オイリュトミー=人間そのもの
約100年前に生まれた新しい運動芸術オイリュトミーは、「聞こえるものを見る」という新たな感覚を人間に開きました。
オイリュトミーにおいて「楽器」となるのは人間の身体そのものです。その身体には魂とスピリットが宿っています。「ことば」や「うた」の響きが、その人の内的体験の動きとなって表現されるとき、その響きは空間のなかで「見えるもの」となります。
同時に、人は動きの中では自らの「楽器」とひたすら向き合います。それは、「人間とは何か」を問うことへ、すなわち新しい自己の発見へとつながっていきます。
オイリュトミーの働き
オイリュトミーは、「自由への教育」を謳うシュタイナー教育における欠かせない教科であり、その生命力溢れる動きは「健康オイリュトミー」「オイリュトミー療法」として人を健やかにします。
また舞台芸術としてのオイリュトミーは、「アンサンブルの芸術」とも呼ばれ、人の魂の動きの響き合いが、色彩と調和に満ちた舞台空間へと観客を誘(いざな)います。
にもオーケストラオイリュトミープロジェクトは、オイリュトミーにおけるアンサンブルの芸術としての性格が際立つオーケストラを奏でるオイリュトミーの舞台を目指して、2020年、25名のオイリュトミストたちの舞台グループとして始まったのです。